「数字」が読めると会社は儲かる?
【 読書 】
「数字」が読めると本当に儲かるんですか?
古屋 悟司・田中 靖浩 (著)
プライスアップが会社の運命を左右する?
キーワードは「魔法のメガネ」
(1)売上を上げても業績は良くならない
(2)粗利益額のアップこそ全て
(3)お客様のお困りごとを解決してプライスアップ
(1)売上を上げても業績は良くならない
・売上を上げても利益が変わるわけではないという事実を認識する。
・無茶な売上アップは、むしろ倒産への一歩につながってしまう。
・キャッシュフロー(現金があるか?)が最も大切。
(2)粗利益額のアップこそ全て
・売上アップではなく、粗利益額をアップさせる。
・本書では、粗利率をあっぷさせて限界利益率を出させることを「魔法のメガネ」と呼んでいる。確かに、利益感度分析をすると、魔法のように感じる。
・プライスを3%アップすると、利益がどのくらい変わるか、計算してみると本当に面白い。
(3)お客様のお困りごとを解決してプライスアップ
・究極は、お客様の声を聞くこと。
・お客様の悩み事、困り事を解決することで、売価をあげる。
・プライスダウンこそ、最もやってはならないこと。
感想
会社は「数字」が無いと始まりません。
なので、数字が読めると儲かる、というより、
数字が読めないと儲けることは出来ないのだと感じました。
そのことは、僕自身が本当に痛感しています。
僕は本当に、数字が読めずドンブリ大好きなオバカ社長でした。
MG研修を筆頭に、様々な研修で、
数字の読み方、考え方、使い方がわかってきました。
来期(8月1日)からは、数字で成果をあげられる組織にしていきます。
数字をいかに活用するかが儲かるポイント。